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パイレーツ戦の6回に適時打を放つカブス・鈴木。この試合、6打数4安打1打点だった=ピッツバーグ(USAトゥデー・ロイター=共同)

パイレーツ戦の6回に適時打を放つカブス・鈴木。この試合、6打数4安打1打点だった=ピッツバーグ(USAトゥデー・ロイター=共同)

【ナ・リーグ速報】鈴木が6打数4安打 カブス、2桁得点で圧勝

2024/08/27

ナ・リーグ
開催:2024.8.27
会場:PNCパーク
結果:[パイレーツ] 8 – 18 [カブス]

 MLBのナ・リーグが27日に行われ、PNCパークでパイレーツとカブスが対戦した。

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 パイレーツの先発投手はミッチ・ケラー、対するカブスの先発投手はジャーメソン・タイロンで試合は開始した。

 先制したのは2回表のカブス。8番 ピーター・クロー・アームストロングのタイムリーヒットで1点を挙げるなど、2点を先制。また、3回表に4番 コディ・ベリンジャーのタイムリーヒットで1点を入れ、0対3とする。

3回裏、パイレーツは2番 ブライアン・レイノルズの20号ホームランなどで2点を挙げ、2対3と1点差に迫る。

 試合が大きく動いたのは6回表。カブスは9番 ミゲル・アマヤのタイムリーツーベースヒットで2点を追加すると、さらに3番 鈴木誠也のタイムリーヒットで1点を挙げる。鈴木誠也が盗塁を成功させ、その後2アウト満塁のチャンスを作ると、6番 ニコ・ホーナーが四球を選び1点を追加。なおも満塁の状況で7番 ダンスビー・スワンソンが11号満塁ホームランを放ち、この回一挙に8得点。2対11とパイレーツを大きく突き放す。

 パイレーツは7回裏に2点を入れるが、カブスは8回表に5番 アイザック・パレデスの3号ホームランで1点を追加。直後の8回裏、パイレーツはさらに2点を挙げるが、8回を終えて6対12と、なかなか点差は縮まらない。

 9回表、カブスは2番 マイケル・ブッシュから4人連続でヒットを放ち3点を追加。1アウト1・3塁の場面で4番手のロウディ・テレスがマウンドに上がるも制球が定まらず、カブスは押し出しの四球などでさらに3点を挙げ、この回6得点。6対18とする。

 追うパイレーツは9回裏、3番 コナー・ジョーが8号ツーランホームランを放ち2点を返したものの、その後は反撃できず、試合は8対18でカブスの勝利となった。

 この試合の勝ち投手はカブスのジャーメソン・タイロンで、ここまで9勝8敗0S。負け投手はパイレーツのミッチ・ケラーで、ここまで11勝8敗0Sとなっている。

 なお、カブスの鈴木誠也はこの試合で6打数4安打1打点1盗塁、打率は.274。

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 ここまでパイレーツは62勝69敗、13.5ゲーム差で中地区5位。一方カブスは66勝66敗、10.0ゲーム差で中地区2位となっている。

注)日時の表記はすべて日本時間での記載

■試合データ

[カブス]
  0 2 1 0 0 8 0 1 6 | 18 (H:21、E:0)
[パイレーツ]
  0 0 2 0 0 0 2 2 2 | 8 (H:13、E:0)

勝利投手:[カブス] タイロン (8勝8敗 0S)
敗戦投手:[パイレーツ] M・ケラー (11勝7敗 0S)
セーブ: –

<バッテリー>
[カブス]:
 タイロン、ロバーツ、T・ミラー、ニーリー – アマヤ
[パイレーツ]:
 M・ケラー、ヘルマン、ファイグル、テレス – グランダル

<本塁打>
[カブス]:
 スワンソン 11号(6回満塁)、パレデス 3号(8回ソロ)
[パイレーツ]:
 レイノルズ 20号(3回ソロ)、ジョー 8号(9回2ラン)

<スターティングメンバー>
[カブス]:
 1(左)ハップ .237
 2(一)ブッシュ .254
 3(指)鈴木誠也 .274
 4(右)ベリンジャー .272
 5(三)パレデス .161
 6(二)ホーナー .255
 7(遊)スワンソン .228
 8(中)アームストロング .224
 9(捕)アマヤ .243
 投 タイロン
[パイレーツ]:
 1(遊)カイナーファレファ .236
 2(左)レイノルズ .280
 3(指)クルーズ .265
 4(二)N・ゴンザレス .262
 5(一)テレス .248
 6(右)デラクルス .241
 7(捕)グランダル .210
 8(三)トリオロ .201
 9(中)ベ・ジファン .189
 投 M・ケラー
※打率は試合終了後の数値です。

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