勢藤優花 五輪への軌跡 スキージャンプ女子 ミラノ・コルティナ冬季オリンピック
2026/01/21
ミラノ・コルティナ冬季オリンピックの開幕を控え、日本女子スキージャンプ陣の一角として勢藤優花が出場権を手にした。これまでのキャリアにおいて、安定した飛躍を維持しつつも上位進出への壁に直面してきた同選手だが、今大会に至るまでのプロセスでは重要な局面での実績が光る。
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オリンピック直前の戦績
勢藤は2025年12月のW杯第7戦(クリンゲンタール)で8位に入った。また、年をまたいだ2026年1月の第18戦(張家口)では6位に食い込み、安定したパフォーマンスを維持。
帰国後の国内戦となった第19戦(蔵王)は13位、第20戦(蔵王)では11位という結果だった。W杯ポイントランキングについては、勢藤は爆発的なスコアこそ少ないものの、大崩れしない安定した成績でポイントを積み重ねた。
今シーズンの勢藤は、昨シーズンの課題であった空中フォームの安定性に改善が見られる一方、表彰台争いに食い込むための「飛距離の伸び」については、海外のトップジャンパーや好調な国内選手に一歩譲る場面も見受けられる。
しかし、2025年秋のテスト大会で見せた「開催地への適性」は、他の有力選手にはない明確なアドバンテージ。直前の蔵王大会では10位台に留まったが、ピークをミラノ・コルティナに合わせる調整能力が、本番のメダル争いを左右すると予測される。