吉田正尚は?2025年シーズン レッドソックス 貢献度ランキング:若きエースと大ベテランが牽引した投手部門、長距離砲と韋駄天が並び立つ野手部門【2025シーズン振り返り・レッドソックス編】
2025/12/17
2025年シーズンのボストン・レッドソックスは、ギャレット・クロシェットの覚醒と、アロルディス・チャプマンという大ベテランの活躍により、投手陣が安定。野手陣では、リーグトップクラスのスピードとパワーを兼ね備えた選手がチームの攻撃を支えた。
この貢献度ランキングでは、各部門で評価基準となる主要指標を固定し、総合的なチームへの貢献度を評価した。
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投手部門:貢献度トップ3
先発投手は防御率、WHIP、投球回を、リリーフ投手は防御率、WHIP、セーブまたはホールド数を評価基準とする。
1位:ギャレット・クロシェット (26歳) 防御率 2.59、WHIP 1.03、投球回 205.1
2位:アロルディス・チャプマン (37歳) 防御率 1.17、WHIP 0.70、セーブ 32
3位:ブライアン・ベロ (26歳) 防御率 3.35、WHIP 1.24、投球回 166.2
【解説】
1位のギャレット・クロシェットは、チーム最多の18勝、防御率2.59、WHIP 1.03という輝かしい成績を、チーム最多の205.1イニングで達成した。エースとしての責任を果たし、チームへの貢献度は絶大であった。
2位のアロルディス・チャプマンは、防御率1.17、WHIP 0.70と異次元の安定感で、32セーブを記録。キャリア最高のクローザーとして、チームの勝利を確固たるものにした。
3位のブライアン・ベロは、防御率3.35、166.2イニングを消化し、ローテーションの軸として活躍。クロシェットとともに先発陣の安定に大きく貢献した。
野手部門:ポジション別貢献度トップ3
内野手、外野手はOPS、本塁打、盗塁数を主要指標とし、捕手はOPS、本塁打、出場試合数を評価基準とする。
捕手貢献度ランキング
1位:カルロス・ナルバエス (27歳) OPS .726、本塁打 15、試合数 118
【解説】
1位のカルロス・ナルバエスは、OPS .726、15本塁打を記録し、捕手としてチーム最多の118試合に出場。打撃と出場機会の両面で、攻守の要として高い貢献度を示した。
内野手貢献度ランキング
1位:アレックス・ブレグマン (31歳) OPS .821、本塁打 18、盗塁 1
2位:ロマン・ゴンザレス (29歳) OPS .826、本塁打 9、盗塁 6
3位:トレバー・ストーリー (33歳) OPS .741、本塁打 25、盗塁 31
【解説】
内野手トップは、OPS .821を記録したアレックス・ブレグマン。出場試合数(114試合)は限定的であったが、高い出塁率と長打力で打線の質を高めた。
2位のロマン・ゴンザレスは、OPS .826とブレグマンを上回る効率性を見せた。打率.305も高く、内野手の控えとして起用されながらも結果を残した。
3位のトレバー・ストーリーは、25本塁打、31盗塁を記録し、パワーとスピードでチームを牽引。157試合に出場し、総合的な貢献度は計り知れない。
外野手貢献度ランキング
1位:ロマン・アンソニー (21歳) OPS .859、本塁打 8、盗塁 4
2位:ウィルヤー・アブレイユ (26歳) OPS .786、本塁打 22、盗塁 6
3位:ジャレン・デュラン (29歳) OPS .774、本塁打 16、盗塁 24
【解説】
外野手部門の1位は、21歳の若き才能ロマン・アンソニー。OPS .859という傑出した打撃効率で、打線を活性化させた。
2位のウィルヤー・アブレイユは、OPS .786、22本塁打と高い長打力を発揮。115試合の出場機会ながら、打点69を稼ぎ、中軸としての役割を担った。
3位のジャレン・デュランは、OPS .774、16本塁打に加え、24盗塁と走力でも貢献。チーム最多タイの157試合に出場し、攻守で継続的な貢献度を示した。
特別枠:吉田 正尚の記録と分析
特別枠として、吉田 正尚選手(32歳)の成績と貢献度を分析する。
成績: OPS .696、本塁打 4、打点 26、打率 .266、試合数 55
分析: 吉田は故障などの影響もあり、55試合の出場にとどまった。OPS .696という数字は、過去のシーズンと比較すると低調ながらも、出塁率.307と粘りを見せた。また、打率.266はチームの外野手陣で中位に位置しており、出場機会が限られたシーズンの中で、高い打率で打線に貢献した。
※2025年12月16日現在の情報を元に執筆している (SDAA編集部)