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ジャイアンツ戦の6回、53号ソロを放ちポーズをとるドジャース・大谷=ロサンゼルス(共同)

ジャイアンツ戦の6回、53号ソロを放ちポーズをとるドジャース・大谷=ロサンゼルス(共同)

大谷翔平は何位?シーズン本塁打数 歴代TOP10【MLB】

2025/09/25

 3年連続のMVPへ、2025年も大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)は本塁打数を着実に伸ばし、カイル・シュワバー(フィラデルフィア・フィリーズ)と猛烈なデッドヒートを繰り広げている。そんな大谷翔平が昨季記録したシーズン54本塁打は、MLB歴代ではどこに位置するのか、1位は果たして誰なのか、ランキングで紐解きたい。

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 まずは、4位-10位まで。

【4位―10位】

10位タイ:ジャンカルロ・スタントン(マイアミ・マーリンズ)
     【シーズン本塁打数】59本・2017年

10位タイ:ベーブ・ルース(ニューヨーク・ヤンキース)
     【シーズン本塁打数】59本・1921年

9位:ベーブ・ルース(ニューヨーク・ヤンキース)
     【シーズン本塁打数】60本・1927年

8位:ロジャー・マリス(ニューヨーク・ヤンキース)
     【シーズン本塁打数】61本・1961年

7位:アーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)
     【シーズン本塁打数】62本・2022年

6位:サミー・ソーサ(シカゴ・カブス)
     【シーズン本塁打数】63本・1999年

5位:サミー・ソーサ(シカゴ・カブス)
     【シーズン本塁打数】64本・2001年

4位:マーク・マグワイア(セントルイス・カージナルス)
     【シーズン本塁打数】65本・1999年

 続いて、上位3名を3位からお届け。

3位:サミー・ソーサ(シカゴ・カブス)
     【シーズン本塁打数】66本・1998年

2位:マーク・マグワイア(セントルイス・カージナルス)
     【シーズン本塁打数】70本・1998年

1位:バリー・ボンズ(サンフランシスコ・ジャイアンツ)
     【シーズン本塁打数】73本・2001年

 90年代末から2000年代初頭にかけて、本塁打王争いの注目は、サミー・ソーサとマーク・マグワイア、そして、バリー・ボンズに注がれた。彼らはこの時代の象徴であったが、それと同時に「薬物疑惑」にもさらされた選手たちである。しかし、MLBは公式記録から抹消しないという不文律があり、記録は輝かしいものとして残っている。ただ、殿堂入りはなかなか難しいようだ。

 現代においては、ニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジが最強の本塁打王と言える。彼は2024年も58本を放ち、今年も51本と自身4度目の50本台(うち60本台が一度)に乗せた。また、そのジャッジを今年上回っているのが、カル・ローリー(シアトル・マリナーズ)で、現在59本と昨年から20本以上増産、急激な成長を遂げており、シーズン終盤にどこまで伸ばせるか期待がかかるところだ。

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 70本超えもいるMLBの猛者たちの中にあって、大谷が昨年達成した54本塁打は、歴代24位タイの記録となる。上にはまだまだ上がいる。しかし、二刀流を実現しながら、50本以上を本塁打を積み重ねている現状は、歴代の本塁打王と比べても胸を張って良い記録と言えるだろう。

※2025年9月25日現在の成績
(SDAA編集部)

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