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日東電工ATPファイナルを制してトロフィーを掲げるヤニク・シナー=トリノ(ゲッティ=共同)

日東電工ATPファイナルを制してトロフィーを掲げるヤニク・シナー=トリノ(ゲッティ=共同)

【コラム】ATPランキング シナーが他を突き放し初のランキング1位に

2024/11/21

 ATPツアーもファイナルズが終了し、2024シーズンは終わりを迎えた。そこで、今年の男子世界ランキングトップ10をおさらいし、激動のシーズンを振り返っていきたい。

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 まずは、4位-10位まで。

【4位―10位】

4位:テイラー フリッツ
    アメリカ/1997年10月28日/51勝21敗/5,100ポイント

5位:ダニル メドベージェフ
          /1996年2月11日/43勝19敗/5,030ポイント

6位:キャスパー ルード
    ノルウェー/1998年12月22日/51勝23敗/4,255ポイント

7位:ノバク ジョコビッチ
    セルビア/1987年5月22日/36勝9敗/3,910ポイント

8位:アンドリー ルブリョフ
        /1997年10月20日/41勝25敗/3,760ポイント

9位:アレックス デミノール
    オーストラリア/1999年2月17日/47勝19敗/3,745ポイント

10位:グリゴル ディミトロフ
    ブルガリア/1991年5月16日/45勝18敗/3,350ポイント

 続いて、上位3人を3位からお届け。

3位:カルロス アルカラス
    スペイン/2003年5月5日/48勝13敗/7,010ポイント/全仏・ウィンブルドン優勝

 カルロス アルカラスは弱冠21歳ながら男子テニス界を席巻し続けている。1月の全豪オープンは準々決勝でズベレフに敗れるも、3月のATP1000、BNPパリバ・オープンでは準々決勝でズベレフ、準決勝でシナー、決勝でメドベージェフとランキング上位の強豪相手に連戦連勝を重ね、みごと2024シーズン初優勝を飾る。さらに5月の全仏オープンでは、準決勝のシナー戦、決勝のズベレフ戦ともにフルセットまでもつれる激闘を制して初優勝。さらに7月のウィンブルドンでは決勝でジョコビッチに1セットも与えず圧勝し、昨年に続き連覇を飾った。9月の中国オープンでも決勝でシナーをフルセットの末破った。アルカラスは今年はランキング3位に終わったが、間違いなく、2025年度もシナー最大のライバルであることは間違いない。

2位:アレキサンダー ズベレフ
    ドイツ/1997年4月20日/68勝20敗/7,915ポイント/全仏オープン準優勝

 全豪オープンではアルカラスを破り準決勝に進出。ATP1000のBNLイタリア国際を勝つと、全仏オープンでは準決勝でルードを逆転で破り決勝に進出。決勝ではカルロス アルカラス相手にファイナルセットに持ち込んだが惜しくも敗戦した。ウィンブルドンは4回戦、全米オープンはベスト8まで進出。全体的に安定感ある成績で、ランキング7位で始まった2024シーズンは、最終的に2022年以来の2位まで上げることができた。いまだ成しえずにいる世界ランキングの頂を目指す彼に来年も目が離せない。

1位:ヤニク シナー
    イタリア/2001年8月16日/67勝6敗/11,830ポイント/全豪・全米オープン優勝

 2024シーズンをひと言で言うなら「大躍進」だろう。グランドスラムで一度も決勝の舞台に立てなかったシナーが、今年は全豪オープンでメドベージェフを相手に、2セットダウンから大逆転勝ち、初優勝を飾る。さらに全米オープンでも決勝でフリッツを破り初優勝。1シーズンでグランドスラム2勝を達成し、ツアー全体では最多勝となる8勝を上げる。ランキングトップ8が顔をそろえたシーズン最終戦、ATPファイナルズでは、決勝までの全5戦で1セットも与えることなく、完全優勝。6月に初のランキング1位に立つと、結局最後までその座を譲ることなく王者としてシーズンを終えた。この勢いは2025年も止まることはなさそうだ。

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 ジョコビッチがランクを下げ、ナダルは引退。新時代へと移り行くテニス界をリードしていく絶対的な存在になるのはシナーか、はたまたズベレフ、アルカラスら群雄割拠の時代となるのか、来シーズンも注目したい。

(※)2024年11月21日時点

(SDAA編集部)

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