日本が接戦制し1次ラウンド首位通過 大谷は無安打 WBC 日本 vs オーストラリア 2026年3月8日(日)
2026/03/09
2026年3月8日、東京ドームで行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンドにおいて、日本代表(侍ジャパン)はオーストラリア代表と対戦した。終盤に本塁打による攻防が続く展開となったが、日本が4対3で競り勝ち、開幕から無傷の3連勝を記録した。
守備の乱れによる先制献上と菅野の投球
先発のマウンドに上がった菅野智之は、序盤から走者を出しながらも要所を締める投球を継続した。しかし、0対0で迎えた6回表、一死から二塁走者のA・ホワイトフィールドに三盗を許すと、捕手の悪送球が重なり、無安打のまま先制点を奪われる形となった。
吉田の逆転弾と追加点で流れを取り戻す
1点を追う7回裏、日本は一死一塁の場面で4番・吉田正尚が打席に入る。カウント0-1からの2球目、右中間スタンドへと運ぶ2点本塁打を放ち、逆転に成功。さらに8回裏には、9番・佐藤輝明の左翼線への適時二塁打、および2番・鈴木誠也の押し出し四球により2点を追加。4対1とリードを広げた。下位打線からの得点チャンスの創出が功を奏した形となった。
9回の被弾と課題
9回表、日本は抑えの大勢をマウンドに送った。しかし、先頭のA・ホールに右中間へのソロ本塁打を許すと、二死からR・ウィングローブにも左中間へのソロ本塁打を浴び、1点差まで詰め寄られる展開となった。最終的に大勢が後続を断ち切り、4対3で逃げ切ったものの、クローザーが1イニングに2被弾を喫した点は課題として残った。
勝利投手は、隅田知一郎(1勝0敗)、セーブは大勢(2セーブ)に記録された。
次戦・チェコ戦へ向けた懸念も
打線においては、4番の吉田が勝負所での一振りを形にし、続く8回に効率よく加点した。一方で、守備面での失策が先制を許す要因となったこと、および3点リードの最終回に長打で追い上げを許した被弾については、今後の上位ラウンドを見据えた際の懸念材料となった。1点差を勝ち切る勝負強さを見せた反面、試合運びの緻密さにおいては課題が露呈した内容だった。日本の次戦は3月10日のチェコ戦となっている。