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西武、再建への道筋は? 2026年戦力分析:ドラフト戦略と退団選手から見えた「緊急補強ポイント」【埼玉西武ライオンズ編】

2025/12/19

 2025年シーズンが終わり、プロ野球界は来季に向けた戦力再編の時期に入った。埼玉西武ライオンズは、ドラフト会議で即戦力捕手を1位指名するなどセンターラインの強化を図った。しかし、一方で中堅・若手の内野手が大量に整理され、チームの陣容は激変している。

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 本記事では、新しく加入したドラフト新戦力と、チームを去る退団・引退・移籍選手の一覧を列挙した。西武がドラフトで強化を図ったポジションと、「緊急で補強が必要な穴」を考察し、来季のチーム編成の課題を探る。

〈ドラフト新戦力〉

1位 小島 大河 捕手 明治大学
2位 岩城 颯空 投手 中央大学
3位 秋山 俊 外野手 中京大学
4位 堀越 啓太 投手 東北福祉大学
5位 横田 蒼和 内野手 山村学園高
6位 川田 悠慎 外野手 四国銀行

ポジション内訳 投手:2人、捕手:1人、内野手:1人、外野手:2人

 ドラフト1位で大学No.1捕手の呼び声高い小島を獲得。正捕手争いの活性化を図るとともに、即戦力と将来性をバランスよく指名した構成となった。

〈退団・自由契約など、契約保留名簿外の主な選手〉

田村 伊知郎 投手
平井 克典 投手
水上 由伸 投手
佐々木 健 投手
元山 飛優 内野手
L.セデーニョ 内野手
古賀 輝希 内野手
渡部 健人 内野手
野村 大樹 内野手
J.D.デービス 内野手
松原 聖弥 外野手
奥村 光一 外野手
モンテル 外野手
平沼 翔太 外野手(現役ドラフト)

ポジション内訳 投手:4人、内野手:6人、外野手:4人

今後の緊急補強ポイント

 退団選手と新規加入選手(ドラフト・現役ドラフト含む)をポジション別に集計すると、投手は2人減、捕手は1人増、内野手は5人減、外野手は1人減(茶野篤政が加入)となっている。

 極めて深刻なのが内野手の選手層の薄さだ。シーズン中にトレードで去った佐藤龍世・山野辺翔に加え、渡部健人、元山飛優、野村大樹といった一軍戦力になり得る中堅・若手が大量に整理された。これに対し、ドラフトでの内野手指名は高校生の横田1名のみにとどまっている。

 また、内外野を守れる貴重なバイプレーヤーであった平沼翔太が現役ドラフトに。二遊間および三塁を守れる即戦力内野手の枚数が不足しており、外国人補強やトレードでの獲得が不可欠な状況と言えるだろう。

※2025年12月16日現在の情報を元に執筆している。
(SDAA編集部)

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