攻撃力最強クラブNO.1は?CLリーグフェーズゴール数ランキング
2025/02/21
今シーズンの欧州ナンバー1クラブを決める「UEFAチャンピオンズリーグ」も、プレーオフまでが終了し、いよいよ決勝トーナメントが始まる。2024-25シーズンのリーグフェーズで圧倒的な攻撃力を見せたチームはどこか、ランキング形式でここまでを振り返ってみたい。
【コラム】トップ8は熾烈な争い CLリーグフェーズ中間振り返り
まずは、7位タイ-9位タイまで。
【7位タイ―9位タイ】
9位タイ:リール
チーム得点 17/5勝1分け2敗/リーグフェーズ 7位/フランス
9位タイ:リバプール
チーム得点 17/7勝0分け1敗/リーグフェーズ 1位/イングランド
7位タイ:マンチェスター・シティ
チーム得点 18/3勝2分け3敗/リーグフェーズ 22位/イングランド
7位タイ:フェイエノールト
チーム得点 18/4勝1分け3敗/リーグフェーズ 19位/オランダ
続いて、3位タイから1位をお届け。
3位タイ:バイエルン・ミュンヘン
チーム得点 20/5勝0分け3敗/リーグフェーズ 12位/ドイツ
3位タイ:アタランタ
チーム得点 20/4勝3分け1敗/リーグフェーズ 9位/イタリア
3位タイ:アトレティコ・マドリード
チーム得点 20/6勝0分け2敗/リーグフェーズ 5位/スペイン
3位タイ:レアル・マドリード
チーム得点 20/5勝0分け3敗/リーグフェーズ 11位/スペイン
リーグフェーズで11位に終わり、プレーオフに回る羽目になったレアル・マドリードだが、ラ・リーガ同様、攻撃陣は健在。エースのキリアン・エムバペ、ロドリゴが4ゴールずつ、ジュード・ベリンガムが3ゴールを挙げているが、それ以上に7ゴールを挙げる活躍を見せているのがヴィニシウス。チーム全体でみると、勝利するときは大量ゴールを挙げており、第3節でのドルトムント戦では前半2ゴールを許すも、ビニシウスがハットトリックを達成するなど、後半だけで5得点を奪い完勝。第7節のザルツブルグ(オーストリア)戦では、ロドリゴ、エムバペ、ビニシウスがそれぞれゴールを挙げ5対1で圧勝している。この爆発力を決勝トーナメントでも見せられるか、楽しみだ。
2位:ドルトムント
チーム得点 22/5勝0分け3敗/リーグフェーズ 10位/ドイツ
こちらも、リーグフェーズでは10位に終わり、プレーオフに回ったが、原因は失点の多さにあり、攻撃陣は多くの得点を挙げることに成功している。現在、チーム最多得点はセール・ギラシで、CLトップの10ゴールを挙げチームをけん引している。第2節のセルティック(スコットランド)戦では、2ゴール、敗れた第6節のバルセロナ戦でも2ゴール、第8節のシャフタル・ドネツク(ウクライナ)戦でも2ゴールなど、コンスタントに得点を重ねている。しかし、総失点数「12」が響き、すんなり決勝トーナメントに進出できない大きな理由にもなっている。今後は守備陣の頑張りで勝利をつかめるかが、ギラシが得点王を獲るためのカギになりそうだ。
1位:バルセロナ
チーム得点 28/6勝1分け1敗/リーグフェーズ 2位/スペイン
このランキング上位チームのほとんどが、プレーオフに回っているが、グループステージ8試合できっちり決勝トーナメント進出を決めつつ、最多得点を挙げているのが、バルセロナだ。他チームと違う点は、ロベルト・レバンドフスキが9ゴール(得点ランキング2位)、ラフィーニャが8ゴール(得点ランキング3位タイ)と、複数のストライカーが大きな結果を残していることにある。特に第1節のモナコ(フランス)戦を落とし、連敗が許されない状態で臨んだヤングボーイズ(スイス)戦では、立ち上がりの前半8分にレバンドフスキが先制ゴール。これでチームに落ち着きを取り戻せたのは大きかった。続く第3節バイエルン・ミュンヘン戦ではラフィーニャがハットトリック。さらに、第6節のドルトムント戦では、同点のまま迎えた後半40分にフェラン・トーレスがゴールを決め3対2で勝利。打ち合いとなった第7節のベンフィカ戦では、後半41分にエリク・ガルシアが同点ゴールを放つなど、伏兵の活躍も目立った。まさにチーム一丸となって点を取りに行く姿勢。それが今シーズンのバルセロナの強さともいえる。決勝トーナメントでも熱いドラマを見せてくれるに違いない。
【海外サッカー】チャンピオンズリーグ チーム別優勝回数ランキング
決勝トーナメントの組み合わせが21日に決まる。欧州強豪チームの対戦はもちろん楽しみだが、各チームのエースストライカーたちの競演もみどころたっぷりで、一瞬たりとも目が離せない。
(※)2025年2月20日時点
(SDAA編集部)