SPORTS DATA and ARTICLE Home

渋野日向子 初日に出遅れ→25位タイへ浮上 最終日に待ち受けていたのは… ブルー・ベイLPGA

2026/03/10

中国・海南島の風に煽られ、その幕を閉じた「ブルー・ベイLPGA」。 2026年シーズンの初戦としてこの地に立った渋野日向子が残した足跡は、あまりにも対照的な二つの顔を持つものだった。

【写真】サントリー「しぶこスマイルが見られるよう…」渋野日向子の新シーズン開幕を全力応援! 「素敵だなぁ」「シブコ頑張れー!」とエール

積み上げたスコアは砂の城のように…

初日、2オーバーの74と出遅れながらも、二日目、三日目には「70」を並べ、通算2アンダー、25位タイへと浮上。一時はトップ10を射程に捉える位置につけていた。しかし、最終日に待ち受けていたのは、「81」という過酷な現実。2バーディ、5ボギー、3ダブルボギー。積み上げたスコアは砂の城のように崩れ、最終順位は50位タイにまで沈んだ。

新たなシーズンの光も

この戦績が渋野に突きつけた意味は、希望と課題の鮮烈な対比である。 予選ラウンドで見せた粘り強さは、オフの取り組みが結実しつつあることを証明した。特に、昨年の課題であった決勝ラウンドでの失速を乗り越え、三日目まで上位を窺った戦いは、新たなシーズンの光となったに違いない。

一方で、最終日の乱調はあまりに痛烈だった。ショットの散らばりがスコアに直結し、5番ホールでのダブルボギーなどが致命傷となった。この急転直下は、依然として安定感という壁を越えられずにいる現状を浮き彫りにした。結果として残った50位という数字は、世界最高峰の舞台で戦う厳しさを改めて知らしめるものだった。

ブルー・ベイLPGAでの四日間。 それは、復活への序章となるか、あるいは苦難の続きとなるか。 渋野日向子が手にしたのは、手応えという名の種火と、冷徹な現実だった。

記事をシェアする
関連記事