渋野日向子 21位タイ→105位タイで… CPKC女子オープン【プレイバック2025】
2026/01/03
2025年8月、カナダのミシサガG&CC。「CPKC女子オープン」において、渋野日向子が残した足跡は通算4オーバー、105位タイ。決勝ラウンドの芝を踏むことなく、二日間で大会を去ることとなった。
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初日の「70」から一転し…
初日の滑り出しは、希望を抱かせるに十分なものだった。3連続バーディーなど粘り強くスコアをまとめ、1アンダー21位タイという位置でホールアウトした際、多くの者は渋野日向子の「底力」を信じたに違いない。だが、その輝きは長くは続かなかった。
二日目、コースは牙を剥き、歯車は狂い始める。1バーディーを奪う一方で、4つのボギー、そして一つのダブルボギー。初日の「70」から一転して「76」。予選通過のラインは、あまりにも遠く、霞んで消えた。
2025年シーズンの渋野は
2025年シーズンの渋野日向子は、全米女子オープンの7位が唯一のトップ10、23試合に出場しながら予選落ちが13回。ポイントランキングは104位に沈み、準シード権という名の命綱を失う結果となった。
CPKC女子オープンでの予選落ちは、まさにその「停滞」の象徴だったと言える。西郷真央が3位に入り、岩井明愛が首位を走ったこのカナダの舞台で、かつてのメジャー覇者が予選の壁に阻まれる姿は、ゴルフという競技の非情さを浮き彫りにした。
しかし、このカナダでの苦い経験さえも、後に続く最終予選会(Qシリーズ)突破という「意地」を見せるための、不可欠な伏線であったと信じたい。どん底を見た者だけが知る、再起への渇望。CPKC女子オープンでの挫折は、渋野日向子にとって再生のための、痛切なまでの儀式だった。