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渋野日向子 12位タイ→2位タイ→3位タイ→7位タイ すり抜けていった栄冠 全米女子オープン【プレイバック2025】

2025/12/22

2025年「全米女子オープン選手権」。渋野日向子が刻んだ通算3アンダー、7位タイという数字は、復活の狼煙でもあり、届かぬ頂へのもどかしさの象徴でもあった。

【写真】渋野日向子、27歳バースデーの“超シブコスマイル”に祝福続々 復活願う声も「明るい明日が待っている」「復活を信じて待つ」

終盤に失速

渋野日向子は首位と2打差の3位タイで最終日を迎えた。2024年大会の2位、2020年の4位と、この舞台で幾度も優勝争いをしてきた者にとって、それは必然とも言える立ち位置だった。しかし、終盤の失速により、結果は首位と4打差の7位タイ。栄冠はその指先をすり抜けていった。

「7位タイ」の二面性

大会3度目のトップ10入りを果たし、翌2026年大会の出場権を確保した。第2ラウンドでは「69」をマークし、一時は2位タイにまで浮上。トッププレーヤーとしての底力を、世界に再認識させた。

一方で、今季最高成績がそれまで44位であったという事実、そして優勝を狙える位置にいながら最終日にスコアを落とした展開は、7位タイという成績が持つ意味が決して一色ではないことを物語っていた。

新世代の台頭

日本勢では竹田麗央が2位タイ、西郷真央が4位タイに食い込み、新世代の台頭が著しい。日本女子ゴルフ界の太陽として輝いていた渋野日向子は、いまや追われる側ではなく、若き才能たちの背中を追う一人へと変貌しつつある。

この4日間で渋野日向子が得たものとは。メジャー覇者の称号を背負い続ける者の、言葉にできぬ重圧が漂っていた。

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