伝説が並んだ日 北中米W杯で動いた「歴代通算得点ランキング」【サッカーW杯コラム】
2026/06/17
サッカー界における究極の祭典、FIFAワールドカップ(W杯)。日本時間2026年6月17日、前回王者アルゼンチンのエース、リオネル・メッシがアルジェリア戦でハットトリックを達成。この瞬間、W杯の「歴代通算得点ランキング」の頂点が塗り替えられた。今回は、W杯の歴史を彩ってきた偉大なストライカーたちの足跡を振り返る「歴代通算得点ランキング」をお届けする。
“日本のジョーカー”伊東純也の最新ショットに熱狂「本田圭佑が言ってた」「みんなをワクワクさせちゃって!」
1位タイ:16得点 リオネル・メッシ(アルゼンチン)
1位タイ:16得点 ミロスラフ・クローゼ(ドイツ)
※2006年ドイツ大会 得点王/5得点
3位:15得点 ロナウド(ブラジル)
※2002年日韓大会 得点王/8得点
4位タイ:14得点 キリアン・エムバペ(フランス)
※2022年カタール大会 得点王/8得点
4位タイ:14得点 ゲルト・ミュラー(西ドイツ)
※1970年メキシコ大会 得点王/10得点
6位:13得点 ジュスト・フォンテーヌ(フランス)
※1958年スウェーデン大会 得点王/13得点
7位:12得点 ペレ(ブラジル)
8位タイ:11得点 ユルゲン・クリンスマン(ドイツ)
8位タイ:11得点 シャーンドル・コチシュ(ハンガリー)
※1954年スイス大会 得点王/11得点
10位タイ:10得点 トーマス・ミュラー(ドイツ)、ガブリエル・バティストゥータ(アルゼンチン)他
■ クローゼ、ロナウド……歴代の怪物たち
メッシが並ぶまで、単独首位として君臨していたのがドイツのミロスラフ・クローゼ。
2002年の日韓大会で5ゴール(すべてヘディング)を挙げて鮮烈なデビューを飾ると、自国開催の2006年大会でも5ゴールで得点王を獲得。その後もゴールを量産し続け、2014年ブラジル大会で通算16ゴールに到達しました。一見、派手なテクニシャンではないものの、ゴール前でのポジショニングと勝負強さで世界を制した名フォワードだった。
そのクローゼに抜かれるまで王座にいたのが、ブラジルの「フェノメノ(怪物)」ロナウド。1998年大会で4ゴールを挙げながらも決勝でフランスに敗れ、その後は右膝のケガに苦しんだ。しかし、2002年日韓大会で完璧な復活を遂げ、特徴的なヘアスタイルとともに8ゴールを叩き出してセレソンを世界一へ導いた。
■ 忘れてはならない「超高効率」のレジェンドたち
現在のサッカー界は試合数が増加傾向にあり、複数大会に出場できる選手が通算記録で有利になりがち。だからこそ、少ない出場大会で上位に君臨し続ける往年のレジェンドたちの記録はには凄みがある。
4位のゲルト・ミュラー(西ドイツ)は、わずか2大会の出場で14ゴールを記録。1970年メキシコ大会では、1つの大会だけで10ゴールを記録した。どこにボールがこぼれてきても最後はネットを揺らしていることから「究極のワンタッチストライカー」ともいえる。
そして、5位のジュスト・フォンテーヌ(フランス)。彼は1958年のスウェーデン大会だけで13ゴールを挙げ、1大会における最多得点記録として、70年近く経った今も、燦然と輝く不滅の金字塔だ。
■ 記録はどこまで伸びるのか
2026年大会の初戦でいきなりハットトリックを決め、クローゼの持つ「16」の頂に並んだリオネル・メッシ。アルゼンチン代表の連覇への期待とともに、彼がこの大会中に「単独1位」へと躍り出る瞬間は、ほぼ確実だろう。さらに、背後からはキリアン・エムバペ(現在通算12得点)も猛烈な勢いで追いかけてきている。メッシの16点目の余韻に浸りつつ、この先彼がどこまで誰も追いつけない領域へと数字を伸ばしていくのか、一戦一戦から目が離せない。
※2026年6月17日現在の成績
(SDAA編集部)