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6勝目のグリフィン DeNA―巨人12

6勝目のグリフィン DeNA―巨人12

巨人、グリフィン退団見込みで先発陣どうなる?2026年シーズンの補強ポイントをドラフト入団選手と退団選手から分析! 【読売ジャイアンツ編】

2025/12/05

 巨人は、グリフィンやケラーなどの助っ人外国人の退団が見込まれ、中堅投手は世代交代を加速。ドラフト上位で即戦力投手を指名した補強戦略と連動し、長野久義の引退、高橋礼・オコエ瑠偉らの自由契約から浮き彫りになったチームの厳格な方 針と、来季に向けた緊急補強ポイントを徹底分析する。

〈ドラフト新戦力〉

1位 竹丸 和幸 投手 鷺宮製作所
2位 田和 廉 投手 早稲田大学
3位 山城 京平 投手 亜細亜大学
4位 皆川 岳飛 外野手 中央大学
5位 小濱 佑斗 内野手 沖縄電力
6位 藤井 健翔 内野手 浦和学院高

〈育成選手〉

1位 冨重 英二郎 投手 神奈川フューチャードリームス
2位 林 燦 投手 立正大学
3位 松井 蓮太朗 捕手 豊橋中央高
4位 河野 優作 投手 愛知学院大学
5位 知念 大成 外野手 オイシックス新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ

 今回の指名は、「即戦力の投手補強」と「将来の野手レギュラー候補の確保」を両立させつつ、特に投手陣の層の底上げに重点を置いた堅実なドラフトであったと分析できる。大卒・社会人出身が6人中5人 既存戦力に若手が割って入り、早い段階での戦力化(特に投手)に期待。近年の課題である先発ローテーションの整備や、リリーフ陣の層の厚みを最優先で補強したいという強い意志が見える。即戦力重視の中、藤井選手のような高卒内野手の高いポテンシャルをじっくり育成する枠を確保。

〈退団・自由契約など、契約保留名簿外の主な選手〉

長野 久義 外野手 引退
近藤 大亮 投手 引退
グリフィン 投手 自由契約
ケラー 投手 自由契約
ヘルナンデス 外野手 自由契約
オコエ 瑠偉 外野手 自由契約
今村 信貴 投手 自由契約
高橋 礼 投手 自由契約
重信 慎之介 外野手 自由契約

退団選手から読み取れる戦略

 国内中堅投手の整理

今村信貴投手、高橋礼投手といった、一軍実績を持つ中堅どころの投手を自由契約にした。これは、既存の先発ローテーションやリリーフ陣の構成に満足せず、新しいタイプの投手や若手、ドラフト組(竹丸、田和など)にチャンスを与える意図が明確だ。

 外野の競争激化と世代交代

 外野手も功労者から若手まで広く整理されており、外野陣の構成を大きく変えることを示唆している。 長野久義選手の引退は、単なる戦力ダウンだけでなく、精神的支柱を失う意味合いもある。

 控えの整理も行い、重信慎之介選手(代走・守備固め)、ヘルナンデス選手といった外野の控えや助っ人も契約名簿保留外になった。FAで松本剛選手を獲得していることを考慮すると、主力は外部補強で固めつつ、若手(ドラフトの皆川選手など)に残りの外野枠を競わせる厳しい体制を敷く方針と見られる。特に高橋礼投手やオコエ瑠偉選手など、比較的最近話題性をもって加入した選手を整理していることから、実績よりもチームへのフィット感や将来性をシビアに評価した結果であると読み取れる。

今後の緊急補強ポイント

 この大規模な退団選手リストにより、特に以下のポジションの補強(または若手の台頭)が急務となる。 先発(グリフィン)、リリーフ(ケラー)、長打力のある野手(ヘルナンデス)の枠が空いたため、質を重視した新外国人投打の獲得が最優先事項か。 松本剛選手の加入は大きいものの、代走や守備固めといった特殊能力を持つ控えの外野手が不足する可能性もある。

※2025年12月5日現在の情報を元に編集                            (SDAA編集部)

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